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大阪大学 1992年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

についての方程式を考える.ここでは実数である.

(1) この方程式の4つの解がすべて正であるための必要十分条件をを用いて表せ.

(2) とする.このとき上の方程式の4つの解がすべて正の数で,かつそれらが等比数列をなすようなの値を求めよ.

出典:大阪大学 1992年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

両辺に を掛けた相反四次方程式を の二次方程式へ変換する。4正根条件は異なる2つの に対応する。(2)は等比数列と逆数対称性から根を と置く。

解答

であり、両辺に を掛けて とおくと

(1)

1つの に対し は相異なる2つの正根をもつ。従って元の方程式が4つの正根をもつための必要十分条件は、(1)が相異なる2根をもち、両方が2より大きいことである。これは

と同値である。実際、頂点 で正、最小値が負という3条件である。

(2)

4根は逆数を取っても同じ集合で、正の等比数列をなすから、ある により

と書ける。 とおくと、(1)の2根は

従って

条件

であり、

では後の因子は正だから 。よって