問題
以下の文中の(ア)~(ク)に適する数または式を解答用紙の指定されたところに記入せよ.
(1) 正の整数,,,がこの順に等比数列をなし,公比が整数でなく,かつであるとき,のとりうる値の最小値は(ア)であり,このとき,(イ)となる.
(2) 公比が1より大きい無限等比数列において,第17項の平方が第24項に等しいとき,(ウ)であり,また,となる最小の自然数の値は(エ)である.
(3) とする.このとき,では(オ),では(カ)であり,を満たす整数に対し,においては(キ)となる.また,は(ク)において最小値をとる.
出典:大阪大学 1990年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第4問
方針
(1)は公比を既約分数 として整数条件を素因数で追う。(2)は指数をそろえ、二つの有限和の指数列を比較する。(3)は絶対値の折れ目ごとに導関数を求め、符号が負から正へ変わる整数を探す。
解答
(1)
()とおく。四項が整数になるには が必要であるから、 と書ける。このとき
を最小にするには 、最小の互いに素な である を選べばよい。したがって
(2)
より
したがって
よって である。 のとき、 と に現れる指数はともに で等しい。 では右辺に 、左辺に が加わり、 より初めて右辺が大きくなる。したがって
(3)
ではすべての が負なので
では
では
ゆえに
では導関数は 、 では1となるので、 で減少から増加へ変わる。したがって