過去問データベース 過去問を探す

大阪大学 1988年度
後期・文系数学 第4問

問題

は実数とし,をそれぞれ点を中心とする半径1の球(内部を含む)とする.の共通部分の体積を用いて表し,そのグラフをかけ.

出典:大阪大学 1988年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 第4問

方針

中心間距離を とおく。 では共通部分の体積は0。 では、両球の交わる平面が中点 にあり、共通部分は高さ の合同な球冠2個からなる。球冠体積を断面積の積分で導き、 を戻してグラフの対称性と端点を示す。

解答

中心間距離を とする。 のとき2球の内部は重ならず、接する の場合も共通部分の体積は0なので である。

とする。座標軸を2中心を結ぶ向きにとると、2球の表面が交わる円は中心間の中点の平面上にある。したがって共通部分は、高さ

の合同な球冠2個からなる。

半径1、高さ の球冠の体積を求める。球の中心を原点とし、 から まで切ると、断面円の面積は だから

よって

を戻すと

である。グラフは 軸対称で、 を最大値とし、 で0になり、 では 軸上に一致する。 では の増加とともに単調に減少する。