大阪大学 1988年度
後期・文系数学 第3問
- 試験区分
- 後期日程 第2次学力試験
- 対象
- 文系
- 分野
- 図形と方程式、ベクトル
- 解法
- 座標設定、ベクトル成分計算、面積計算
- 難易度
- 5 / 10 計算量 5 / 10 目安 15分
問題
座標平面上の3点A(0,3),B(−1,0),C(1,0)を頂点とする正三角形ABCの辺BC,CA,AB上にそれぞれ点D,E,Fがあり,BD=CE=AFを満たしている.
(1) BD=tのとき,EとFの座標をtを用いて表せ.
(2) △DEFの面積が最小となるときの点Dの座標を求めよ.
出典:大阪大学 1988年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 第3問
方針
各辺の長さは2なので 0≤t≤2。C から A、A から B への単位方向ベクトルを使って E,F を表す。(2)は D=(−1+t,0) と合わせ、2本の辺ベクトルの行列式から面積を t の二次式にする。平方完成で最小点を求める。
解答
(1)
CA=AB=2 である。C から A への単位方向ベクトルは (−21,23) だから
E=C+t(−21,23)=(1−2t,23t).
また A から B への単位方向ベクトルは (−21,−23) だから
F=A+t(−21,−23)=(−2t,3(1−2t)).
(2)
D=(−1+t,0) である。DE と DF の成分を用いて三角形の面積を計算すると
[DEF]=21(2−23t)3(1−2t)−23t(1−23t)=43(3t2−6t+4)=43{3(t−1)2+1}.
0≤t≤2 であるから、この面積は t=1 のとき最小になる。そのとき
D=(−1+1,0)=(0,0).
したがって求める点は D(0,0) である。