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大阪大学 1985年度
文系数学 第3問

問題

平面において,曲線と正方形が共通点をもつとき,点の存在する範囲を求め,これを図示せよ.

出典:大阪大学 1985年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問

方針

正方形が放物線と交わる条件を、 における の値域と、縦方向の区間 が交わる条件に直す。最小値は区間が0を含むかどうかで分かれ、最大値は端点の絶対値が大きい方で決まる。最後は が下側境界と上側境界の間にある範囲として図示する。

解答

正方形と放物線 が共通点をもつことは、ある実数 が存在して を満たすことと同値である。

区間 における の最小値を 、最大値を とする。この区間で が取りうる値全体は である。したがって縦方向の区間 と交わる条件は である。すなわち が必要十分条件である。

まず最小値を求める。区間 がすべて0以下なら右端で最小、0を含めば最小値は0、すべて0以上なら左端で最小である。よって

である。

次に最大値を求める。 の最大値は、端点 のうち絶対値が大きい方で決まる。 と同値なので

である。

したがって求める範囲は次の通りである。

図示すると、上側の境界は

である。下側の境界は である。これらの境界を含め、その間を塗った部分が点 の存在範囲である。