問題
を整数とし,次関数を考える.ただしである.を満たすすべての実数に対してが成り立つとする.以下の問いに答えよ.
(1) をを用いて表せ.
(2) をすべて求めよ.
出典:岡山大学 2020年度 前期 文系 第2問
方針
まず から係数を復元する。これらが整数で のいずれかであることを使って候補を絞り,最後に頂点を含めて を満たすものだけを残す。
解答
(1)
である。したがって
である。
(2)
はいずれも整数で,かつ絶対値が1以下であるから,それぞれ のいずれかである。
(1)より が整数であるためには と の偶奇が一致する必要がある。候補を調べると, と が異符号の場合は となり, の候補は頂点で となる。したがって の場合だけが残る。
のとき, であり, より
を得る。
のとき, である。 より
を得る。
のとき, である。 より
を得る。
これらはいずれも で を満たす。したがって求める関数は
である。