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名古屋大学 2006年度
後期・理系数学 後期第2問

問題

媒介変数およびで表される2つの曲線

がある.
上の点上の点が,

の関係を保って移動する.
曲線の点における接線と,曲線の点における接線の交点をとし,これら2つの接線のなす角とする.つぎの各問に答えよ.

(1) 直線軸とのなす角を ,直線軸とのなす角を とする.およびで表せ.

(2) で表せ.

(3) の最大値と,最大値を与えるを求めよ.

出典:名古屋大学 2006年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期第2問

方針

媒介変数を とおき, に直す。接線の傾きは で求められるので, では負の傾き, では正の傾きになる。2直線のなす角は傾きの公式で処理し,この問題の は鈍角になるため が負になる点を明記する。最後は とおき, の最小値から の最大値を出す。

解答

(1)

とおく。 である。 では である。直線 は負の傾きをもつので, 軸とのなす鋭角 について である。

また である。 では ここで だから したがって である。

(2)

2つの接線の傾きを とする。 であり,2本の直線の交わり方から は鈍角である。傾き の2直線のなす角の公式より

よって である。

(3)

とおくと であり, である。相加相乗平均より であり,等号は ,すなわち のとき成り立つ。したがって負号が付いていることに注意すると, はこのとき最大になり, である。また より である。