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名古屋大学 1998年度
文系数学 第3問(a)

問題

を自然数とし,複素数を満たすとして,以下の級数和の値を求めよ.ただし,ここでは虚数単位である.

(1)

(2)

出典:名古屋大学 1998年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問(a)

方針

から は1の 乗根である。 は初項1、公比 の等比数列として、 を分ける。 は各項 の実部の和なので、 の実部として結論を読む。

解答

(1)

まず の場合を分ける。このとき である。

次に とする。等比数列の和をそのまま用いると である。仮定より だから となる。いま なので であり、 である。したがって

である。

(2)

であるから、整数 について である。したがって

となり、 の実部である。よって(1)より

である。