過去問データベース 過去問を探す

名古屋大学 1996年度
文系数学 第3問(a)

問題

数列があって,すべてのについて,初項から第までの和がに等しいとする.
がすべて正とする.一般項を求めよ.

出典:名古屋大学 1996年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問(a)

方針

部分和を とおき,条件 と組み合わせて隣接2項の関係を作る。式は平方の等式になり,符号の選択として または が現れる。今回はすべての項が正なので負になる選択を除き,初項 から等差数列として一般項を求める。

解答

部分和を とおく。条件は である。

まず とすると である。整理すると すなわち なので である。

次に とする。 より である。左辺を整理して となる。両辺に を加えると である。

したがって または である。後者は を意味するが,すべての は正であり, なのでこれは許されない。よって常に である。

初項 ,公差 の等差数列だから である。