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名古屋大学 1994年度
理系数学 第2問

問題

自然数に対して,方程式の実数解の個数を求めよ.

出典:名古屋大学 1994年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

とおき,の実数零点を数える。は常に解である。は別に処理する。が偶数のときはが正の側に1つだけあり,負の側ではであることを使う。が奇数のときはが正負に1つずつあり,増減とから3個と判定する。

解答

とおく。が実数を動くときも実数全体を動く。方程式は すなわち と書ける。常に である。 のとき,もとの方程式はであるから,解はだけである。よって実数解は1個である。

以下とする。 が偶数のとき,であり,特にでは である。したがって負の解はない。

また であり,は奇数なので,は正の実数解を1つだけもつ。さらに であるから,で横切った後しばらくとなる。その後となり,極小点は1つだけなので,のほかに正の側でちょうど1つ解をもつ。よって実数解は2個である。 が奇数のとき,は偶数である。 の2つである。より,正の方の点はより大きい。 であり,左側の極大点までは増加するので,負の側に解が1つある。またであり,だから,の直後ではである。正の極小点を過ぎるととなるので,のほかに正の側でさらに1つ解がある。よって実数解は3個である。

以上より,求める実数解の個数は

である。