過去問データベース 過去問を探す

名古屋大学 1991年度
理系数学 第2問

問題

とおく.

(1) のとき,で表せ.

(2) 関数における最小値を求めよ.

出典:名古屋大学 1991年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

絶対値の中身 が符号を変える点を とする。 から で表し、積分区間を に分ける。すると まで整理できるので、微分して最小値を求める。端に近づく場合も確認し、臨界点が本当に最小であることを押さえる。

解答

(1)

であり、 だから である。よって である。直角三角形で、向かい合う辺を 、隣の辺を と見れば斜辺は である。したがって

である。

(2)

で0になる。また では正、 では負である。したがって

である。

第1項は であり、第2項は

である。よって となる。(1)を代入すると

だから である。

微分すると である。 と同値であり、 より なので である。また であるから、この点で最小をとる。

したがって最小値は

である。