過去問データベース 過去問を探す

九州大学 2009年度
文系数学 第2問

問題

座標平面に3点をとり,点から直線に垂線を下ろす。また,実数に対し,点

で定める。このとき,次の問いに答えよ。

(1) 点の座標を求め,を用いて表せ。

(2) とし,の範囲で動かすとき,の最小値を求めよ。

(3) とし,の範囲で動かすとき,の最小値を求めよ。

出典:九州大学 2009年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問

方針

直線ABの方向ベクトルを使って,垂線の足Cをの形で求める。その後,からPの座標を出し,を二次式に展開する。(2)(3)はそれぞれsを固定した一変数二次関数なので,平方完成して頂点が制約に入るかを確認する。端点確認を省かないことが重要である。

解答

(1)

直線ABの方向ベクトルは である。点Cは直線AB上にあるので,実数を用いて と表せる。さらにだから である。これを解くと となる。したがって である。

また なので である。よって であり,

である。したがって である。

(2)

を代入すると

である。平方完成すると である。頂点を満たすので,最小値は である。

(3)

を代入すると である。平方完成すると であり,頂点はである。これは条件の範囲外にある。二次関数は上に開くので,では端点で最小となる。よって最小値は である。