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九州大学 2004年度
文系数学 第3問

問題

とする.平行四辺形の辺に内分する点をとし,辺に内分する点をとする.また,線分と平行四辺形の対角線の交点をとする.として次の問いに答えよ.

(1) ベクトルを用いて表せ.

(2) 長さの比およびを求めよ.

(3) とするとき,の面積を求めよ.

出典:九州大学 2004年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問

方針

平行四辺形の頂点を を基準に の係数で表す。 の位置ベクトルを出した後、交点 を一方では 上の点 、他方では と表して係数比較する。 を、 をそのまま与える。面積は の作る平行四辺形の面積 に、係数の行列式から出る倍率を掛ける。

解答

(1)

を基準に考えると である。

は辺 に内分するから、 から だけ進んだ点である。よって である。

また点 は辺 に内分するから、 から だけ進んだ点である。したがって である。

(2)

は対角線 上にあるので、ある実数 を用いて と書ける。また は線分 上にあるので、ある実数 を用いて

と書ける。この を表す。

(1)を代入すると

一方で だから、係数比較により である。これらを等しくして を得る。よって したがって であり、 である。

また

である。よって である。

(3)

, , なので、 の作る平行四辺形の面積は である。 の係数はそれぞれ である。したがって、 の面積は

である。ここで かつ であるから絶対値はこの形で外せる。

(2)で求めた を代入して

である。