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九州大学 2003年度
文系数学 第3問(b)

問題

を公比の等比数列とする.2次関数のグラフをとし,上に点をとる.各自然数に対し,点から点を順次つぎのように定める.点を通り傾きの直線をとし,この直線ととのもう一つの交点をとする.ただし,が接する場合はとする.点座標をとする.

(1) で表せ.

(2) 数列の一般項をで表せ.

(3) とする.このとき,ある2次関数があって,すべての自然数に対し直線がその2次関数のグラフに接することを示し,で表せ.ただし,とする.

出典:九州大学 2003年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問(b)

方針

直線 と放物線 の交点を方程式で求め、既知の根 ともう一つの根 の関係を使う。得られる漸化式 は、 の差を取ると和で解ける。(3) では与えられた初期条件で となることを示し、直線 が接する条件を判別式で確認する。

解答

(1)

である。点 を通り傾き の直線 である。これと を連立すると すなわち となる。したがって、もう一つの交点の 座標は である。接する場合は であり、この式からも となる。

(2)

なので、(1) より である。両辺に を掛けると となる。これを から まで足す。

まず のとき、

したがって である。

次に のときは であり、同じように足すと である。

(3)

ここでは であり、 である。(2) の の式に代入すると

よって である。

このとき直線

と書ける。これが に接する条件を調べる。連立して が重解をもてばよい。判別式を0にすると である。 より なので とすればよい。

したがって について、すべての自然数 に対し直線 に接する。