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九州大学 1999年度
文系数学 第3問(a)

問題

実数,自然数に対して,数列をそれぞれ

と定める.

(1) の初項から第項までの和を求めよ.

(2) 数列をはじめから順に区画に分け,第区画に属する項の個数がとなるようにする.を正の偶数とするとき第区画に属する項の和を求めよ.

出典:九州大学 1999年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第3問(a)

方針

(1) は で漸化式の解き方が変わる。 では定数解を引いて等比数列に直し,そこから和を求める。(2) ではまず と交互になることを確認する。 が偶数なので,第 区画の直前までの項数と終わりまでの項数を明確にし, に代入する。

解答

(1)

まず の場合を考える。このとき であり, だから したがって 次に とする。漸化式 の定数解を とすると より よって したがって

すなわち ゆえに

であるから である。

(2)

については また である。さらに となるので と交互に並ぶ。 は正の偶数とする。第 区画の直前までの項数を ,第 区画までの項数を とする。第 区画から第 区画までには,長さ の区画が 個,長さ の区画が 個ある。したがって

区画は偶数番目なので長さ であるから よって である。 のときは より

ここで だから のときは を用いて

したがって である。