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九州大学 1998年度
後期・理系数学 後期 第3問

問題

関数について,次の問に答えよ.

(1) からまでのの定積分を求めよ.

(2) とし,とする.このとき,を求めよ.

出典:九州大学 1998年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問

方針

(1)は原始関数 を使って定積分を計算する。(2)は 、幅 の和なので、区間 における左端リーマン和として読む。極限はそのまま になる。

解答

(1)

である。原始関数は であるから である。

(2)

であるから、 は区間 等分したときの左端の点である。また係数 は小区間の幅である。したがって は、区間 における の左端和である。よって である。これを計算すると

である。

別解。指数の和として直接計算してもよい。 であり、これはそれぞれ等比数列の和である。 を大きくすると幅 の長方形和になるので、上と同じく の定積分に収束する。有限和の形から見ても、極限で得られる値は である。