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九州大学 1996年度
後期・理系数学 後期 第2問

問題

次の行列で表される1次変換によって.点を原点とする座標平面上の点が点に移されたとする.

ただし,は実数で,はともに正の定数である.

(1) 点が同一直線上にあるとき,線分の長さをを用いて表せ.

(2) 3点が三角形をなすとき,その面積をとする.のとき,面積の関数とみてその最大値を求めよ.

出典:九州大学 1996年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第2問

方針

の像 を成分で表す。(1) は が同一直線上、つまり が直線 上にある条件を使い、 と合わせて を出す。(2) は面積を行列式 に直し、三角関数の合成で最大を求める。

解答

(1)

は、行列 によって へ移される。すなわち である。

3点 が同一直線上にあるとき、 は直線 上にあるので、 も直線 上にある。したがって である。

ここで とおくと であり、同一直線条件は である。よって として より である。

このとき だから

である。

(2)

三角形 の面積は である。ここで だから である。したがって である。よって

となる。 は実数全体を動くので、 の最大値は である。したがって である。