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九州大学 1993年度
理系数学 第2問

問題

中心がである半径1の球をとする.点および球上の点を考える.点を通りに垂直な平面で球を切ることにより得られる円をとする.点が円上にあるとき,直線平面と交わる点をとする.このとき次の問に答えよ.

(1) ベクトルの内積を計算せよ.

(2) 点の座標をとし,とするとき,を用いて表せ.

(3) 点が円上を動くときの点の軌跡の方程式を求めよ.

出典:九州大学 1993年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

まず を成分で書き,内積を求める。円 は,球面と,点 を通り に垂直な平面 の交わりである。(2)では のなす角として を計算する。(3)では が直線 上にあることから とおき,平面条件で を決め,球面条件に代入して の方程式を得る。

解答

(1)

であり, である。したがって

である。

(2)

だから である。また である。よって であり,

である。したがって である。

(3)

は,球 と,点 を通り に垂直な平面との交わりである。 の方向ベクトルは なので,その平面は すなわち である。

は直線 上にあるから,ある実数 を用いて と書ける。 より である。これが平面 上にあるので であり, となる。よって である。

これを球面の方程式に代入する。すなわち

である。分母を払うと となる。整理して を得る。平方完成すれば である。

この式を満たす点では となるので であり,上の から逆に円 上の点 が定まる。したがって求める軌跡は である。