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九州大学 1993年度
後期・理系数学 後期 第4問

問題

を連続関数とし,

で定義された関数とする.

(1) およびの値を求めよ.

(2) の間の関係式を求めよ.

(3) が,関係式を満たすとき,を求めよ.

出典:九州大学 1993年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第4問

方針

積分の上端と 依存に注意して を微分する。1回微分すると ,さらに微分すると端点から が出て,残りが になるので を得る。(3)では を代入して とし,(1)で得た初期値 で積分定数を決める。

解答

(1)

定義式に を代入すると,積分区間の長さが0なので である。

次に を求める。上端から出る項は であり, で微分すると になる。したがって である。よって である。

(2)

さらに微分する。上端から出る項は であり, で微分すると になる。したがって である。定義式より右辺の積分は だから である。すなわち求める関係式は である。

(3)

条件 と(2)の関係式を合わせると である。よって を得る。

(1)より である。まず を積分すると である。 より だから である。したがって である。さらに積分して となる。 より であるから である。

最後に へ代入して を得る。実際,この を満たすので,求める関数は である。