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九州大学 1992年度
理系数学 第2問

問題

3次曲線上に点をとる.ただし,とする.さらに自然数に対して,上の点を「を通る直線が点 と接する」ように定める.このとき,次の問に答えよ.

(1) のとき,関係式が成り立つことを示せ.

(2) で表せ.

(3) 点を大きくすると上の定点に近づくことを示し,その定点を求めよ.

出典:九州大学 1992年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

における接線が を通る条件を、接線の式に を代入して表す。差 は因数分解でき、 から残りの因子が0になる。漸化式は を見ると等比数列になり、極限点は を曲線に代入して求める。

解答

(1)

とおく。点 における接線の式は である。この接線が を通るので である。

ここで だから、左辺から右辺を引いて整理すると

である。 なので である。したがって すなわち である。

(2)

(1)より である。両辺に3を加えると である。したがって は公比 の等比数列であり、 である。よって である。

(3)

だから、(2)より である。点 は曲線 上にあるので である。実際に である。したがって に近づく。