問題
,,とおくとき,次の問に答えよ.
(1) の値を定めよ.
(2) ,,を定数として,
とおく.このとき,
が成り立つことを示せ.
出典:九州大学 1992年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問
方針
(1)は の積をすべて調べる。奇関数になる積分は0になり、偶関数になるものだけを直接計算すればよい。(2)は の展開式の両辺に を掛けて で積分する。異なる番号どうしの積分が0になるため、 を含む項だけが残る。
解答
(1)
まず である。
同じ番号どうしの積分を計算する。 であり、
である。また だから
次に異なる番号どうしを見る。 である。また である。さらに
したがって
である。
(2)
の両辺に を掛けて から まで積分する。すると
である。
(1)より、 の項は0であり、 の項だけが残る。よって
である。したがって が成り立つ。