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京都大学 2019年度
理系数学 第6問

問題

は虚数単位とする。をみたす最小の正の整数を求めよ。

出典:京都大学 2019年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第6問

方針

を極形式で表し、和を に直す。余弦の値は を8で割った余りだけで決まり、正になるのは の3種類である。それぞれの場合に値が2の何乗になるかを整理する。最後に を用い、 の正の場合は最大でも で届かず、 となることを確認する。

解答

である。したがって である。 を8で割った余りで決まる。この値が正になるのは のときである。それぞれの値は次のようになる。 のとき、 なので である。 のとき、 なので である。

ここで である。 で、かつ上の和が正になる場合を調べる。 なら最大でも であり、このとき値は である。 なら、 で最大の候補は であり、このとき値は である。したがって では条件を満たさない。

一方、 であり である。よって求める最小の正の整数は である。