問題
点を中心とする円に内接する三角形の3辺をそれぞれに内分する点をとする。三角形の外心が点と一致するとき、三角形はどのような三角形か。
出典:京都大学 2007年度 前期日程 第2次学力試験 理系乙 理系乙 第4問
方針
円の半径を 、位置ベクトルを とする。内分点の位置ベクトルを表し、 が の外心である条件を と書く。二乗して比較すると、3組の内積が等しくなり、元の3辺の長さが全て等しいと分かる。
解答
とおく。 は中心 、半径 の円上にあるので
である。
は を に内分するから
同様に
である。したがって
また同様に
である。
が三角形 の外心であることから3つの距離は等しい。よって
となる。一方
であり、 も同様に表せるから
を得る。したがって三角形 は正三角形である。
逆に が正三角形なら3組の内積が等しく、上の式から となるので、実際に は の外心である。