問題
2以上の自然数に対し,とがともに素数になるのはの場合に限ることを示せ.
出典:京都大学 2006年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第4問
方針
自身が素数であることから,まず偶数の場合は に限られる。次に3で割った余りを見る。 は実際に条件を満たすので候補として残し, が3で割り切れない場合は から が3の倍数になることを示す。最後に を確認して,素数でないと結論する。
解答
と がともに素数であるとする。
まず が偶数なら, かつ が素数であることから である。しかしこのとき であり,これは素数ではない。したがって条件を満たす は偶数ではない。
次に3で割った余りを考える。もし が3で割り切れるなら, が素数であることから である。このとき であり,確かに も も素数である。
残るのは, が3で割り切れない場合である。このとき を3で割った余りは1または2なので である。したがって となり, は3で割り切れる。さらに だから であり,3で割り切れる は素数ではない。
以上より,条件を満たすのは の場合に限る。