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京都大学 1994年度
後期・理系数学 後期 第6問

問題

を自然数とし,とおく.

(1) を用いて表せ.

(2) すべてのに対して,が成り立つことを示せ.

出典:京都大学 1994年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第6問

方針

(1)は部分積分する。(2)では により とする。上側は指数関数と端点を結ぶ直線の比較、下側は2つの増加関数に対する積分の積の比較を、二重積分の非負性から示す。

解答

(1)

部分積分により

である。

(2)

とおくと だから

である。区間 で、指数関数のグラフは両端を結ぶ弦の下側にあるから

である。よって

下側を示す。 はともに増加関数なので、任意の に対し

である。これを正方形 上で積分して整理すると

となる。したがって

である。以上で両側の不等式が示された。