問題
は正の定数とする.不等式がすべての正の数に対して成り立つという.このときはどのようなものか.
出典:京都大学 1993年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第4問
方針
対数を取って と置く。すべての正数で かつ なので、 が極小となるための微分条件から を一意に決め、指数関数の基本不等式で十分性を示す。
解答
条件は
と同値である。対数を取って
とおくと、すべての で かつ である。従って は極小点であり、
よって必要条件は である。
逆に のとき、示すべき式は である。 とおけば
なので で最小値0をとる。従ってすべての正数 で成立する。求める定数は
だけである。