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京都大学 1993年度
後期・理系数学 後期 第3問

問題

原点を中心とする1つの円周上に相異なる4点をとる.の位置ベクトルをそれぞれと書く.

(1) の重心をそれぞれとする.このとき,この4点は同一円周上にあることを示し,その円の中心の位置ベクトルで表せ.

(2) 4点に対し上と同様にを定め,を通る円の中心をとする.以下,同様にを定める.で表せ.

(3) を満たす点の位置ベクトルをで表せ.ただし,は線分の長さである.

出典:京都大学 1993年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問

方針

4位置ベクトルの和を と置く。重心操作は各点を を中心に比 で移すので、円の中心にも同じ一次漸化式が成り立つ。これを解いて増分と極限を求める。

解答

とおく。

(1)

各重心の位置ベクトルは

である。点 とすると

であり、4本の長さは等しい。従って4点は中心 の同一円周上にあり、

(2)

各段階でも4点の位置ベクトルの和は のままである。中心の位置ベクトルを 、また とすると

この漸化式を解くと

よって

(3)

上式から である。従って