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京都大学 1992年度
理系数学 第5問

問題

空間内で平面上の放物線軸のまわりに回転して得られる曲面に4点

で,それぞれ接する4つの平面を考える.

(1) この4つの接平面と平面で囲まれる立体の体積を求めよ.

(2) の最小値と,そのときのの値を求めよ.

出典:京都大学 1992年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第5問

方針

回転して得られる曲面は である。各接点での接平面を求めると, の4枚になる。これらと 平面で囲まれる立体を高さ で切ると, が同じ上限を持つ正方形になるため,断面積を積分する。(2)では とおいて で最小化する。

解答

(1)

放物線 軸のまわりに回転して得られる曲面は である。

における接平面を求める。 では, 方向の傾きは 方向の傾きは であるから,この点での接平面は すなわち である。同様に,4点での接平面は である。

これら4平面と 平面で囲まれる立体を,高さ の水平面で切る。 において,4つの平面の内側にある条件は である。したがって となる。よって高さ の断面は,一辺の長さ の正方形である。

したがって体積は

よって である。

別解。断面の形から,この立体は頂点 を持ち, 平面上に一辺 の正方形を底面とする四角すいである。したがって

とも求められる。

(2)

とおく。 より であり, である。これを とおくと である。 では, だから,最小は で生じる。

したがって であり,このとき

である。よって である。