過去問データベース 過去問を探す

京都大学 1991年度
後期・理系数学 後期 第2問

問題

1辺の長さ2cmの正4面体を,1つの面を下にして水平面上に置く.この正4面体の各辺の中点を頂点とする正8面体を中空の容器と考える.

(1) 容器の高さを求めよ.

(2) 水を毎秒1の割合でに注入するとき,水面の高さがcmになるまでに要する時間(秒)を求めよ.

出典:京都大学 1991年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第2問

方針

正四面体の辺の中点6個は、下側と上側の合同な正三角形を作る。高さ方向の断面は、向きが反対の2正三角形のMinkowski和となるため、断面積を高さの二次式として求めて積分する。

解答

(1)

一辺2の正四面体の高さは

辺の中点からなる正八面体 の上下の三角形は、底面の辺の中点と側辺の中点にあり、高さの差はその半分である。従って

(2)

とおく。下端と上端の水平断面は一辺1、面積 の正三角形で、互いに反対向きである。高さの割合 の断面積は

これは、断面が 倍の下三角形と 倍の上三角形の和であり、 では一辺 の正六角形になることから得られる。

注水量がそのまま時間だから

を戻すと