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京都大学 1990年度
後期・文系数学 後期 第4問

問題

座標空間に3点があって毎秒1の速さで,それぞれ

は原点を出発して軸上を正の方向へ,

は点を出発して軸と平行に正の方向へ,

は点を出発して軸と平行に正の方向へ

進む.このとき

(1) 三角形は常に二等辺三角形であることを示せ.

(2) 三角形の面積が最小となるのは何秒後か.

出典:京都大学 1990年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第4問

方針

出発後 秒の三点を座標で表し、辺の長さを比較する。(2)では二辺ベクトルの外積に相当する成分計算で面積の二乗を求める。 の積 を用いると最小化が簡単になる。

解答

(1)

秒後の三点は

である。したがって

よって であり、三角形 は常に二等辺三角形である。

(2)

とする。成分計算により、面積

を満たす。 とおくと だから

に対して であり、右辺は の範囲で が大きいほど小さい。 の最大値1は で得られる。

したがって が最小となるのは

である。