過去問データベース 過去問を探す

京都大学 1990年度
後期・文系数学 後期 第3問

問題

15本のくじの中に当たりくじが2本ある.の3人が次のようにしてこのくじをひく.まずが5本まで順にひき,本目に当たりくじをひいたら,ひくのをやめて,残ったくじから本のはずれくじを取り除く.次にが残りの10本の中から5本まで順にひいて,本目に当たったら,ひくのをやめて,本のはずれくじを取り除く.は残る5本の中に当たりくじがあれば当たりとなる.が当たりくじをひく確率を求めよ.

出典:京都大学 1990年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第3問

方針

各人の番で最初の5本に当たりが含まれるかを考える。Aの結果により、Bの開始時に当たりが1本または2本残るので条件付き確率で分ける。Cについては、2本の当たりがAとBによってともに除かれる場合の余事象を取る。

解答

Aがはずれるのは、最初に選ばれる5本がすべてはずれのときである。したがって

Aが当たったとき、残る10本には当たりが1本ある。このときBが5本以内に当たる確率は である。Aがはずれたとき、残る10本には当たりが2本あるから、Bが当たる確率は

よって

Cがはずれるのは、2本の当たりがAとBによって1本ずつ取り除かれた場合だけである。その確率は

したがって

以上より