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京都大学 1984年度
文系数学 第4問

問題

はいずれもの整式で,次の条件を満たしているとする.

(イ) (ただしはある実数.)

(ロ) (ただしの導関数を表す.)

(ハ)

実数を定数とするとき,のグラフとのグラフとの(の値によって変わる)交点の個数を求めよ.

出典:京都大学 1984年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第4問

方針

から と置き、 によって を決める。その後、交点条件を に関する二次方程式へ直し、 の値域 と、 のときだけ が1個になることを使って個数を分類する。

解答

まず より とおける。条件 から である。したがって が必要である。

ここで だから となる。これを解いて を得る。よって である。また なので、 より となり、 である。

交点は を満たす点であるから、 すなわち である。ここで とおくと、二次方程式 を考えればよい。

一方、 なので、 の値域は である。さらに に対しては の1個、 に対しては から が2個得られる。

二次方程式 の判別式は である。 のときは で、実数の がないので交点は 個である。 のときは重解 をもち、これは より大きいので、対応する は2個である。 のとき、2つの根はともに より大きい。実際、下側の根 より大きいことは と同値である。したがって各根から が2個ずつ出て、交点は4個である。 のとき、根は である。 から は1個、 から は2個出るので、交点は3個である。 のとき、下側の根は より小さく不適であり、上側の根だけが より大きい。したがって交点は2個である。

以上より、交点の個数は

である。