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北海道大学 2022年度
理系数学 前期 第2問

問題

をみたす正の実数とする。平面上の点およびが,すべての自然数について

をみたしているとする。また,の座標をとする。

(1) で表せ。

(2) のとき,数列の一般項を求めよ。

(3) のとき,数列の一般項を求めよ。

出典:北海道大学 2022年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第2問

方針

の座標を補助的に置き、 から を消去する。 座標では非同次項が出ず、特性方程式の解 で一般項を求める。 座標では の非同次項が残るので、 型の特解を足してから初期条件を代入する。

解答

(1)

の座標を とする。条件 より である。したがって 座標について である。

また、 成分は なので である。よって である。一方、 から なので、これを代入して を得る。

(2)

(1) より である。特性方程式は すなわち である。 だから、 と表せる。

初期条件 より である。これを解いて となる。したがって である。

(3)

座標について考える。 より である。また条件から である。したがって

である。よって を得る。

この非同次漸化式の同次部分の解は、(2) と同じく である。非同次項が なので、特解を とおく。代入すると である。両辺に をかけると であり、 だから である。したがって と表せる。

ここで

である。これを上の式に代入して整理すると となる。よって である。