北海道大学 2021年度
文系数学 前期 第1問
- 試験区分
- 前期日程 第2次学力試験
- 対象
- 文系
- 分野
- 数列
- 解法
- 階差数列、部分分数分解、和の計算
- 難易度
- 4 / 10 計算量 3 / 10 目安 7分
問題
初項から第n項までの和Snが
Sn=61n(n+1)(2n+7)(n=1,2,3,⋯)
で表される数列{an}がある。
(1) {an}の一般項を求めよ。
(2) k=1∑nak1を求めよ。
出典:北海道大学 2021年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第1問
方針
部分和 Sn から一般項を出すので,まず an=Sn−Sn−1 を計算し,n=1 も同じ式で合うことを確認する。逆数和では,ak=k(k+2) となるため,隣同士ではなく2つ離れた項が消える部分分数分解を使う。最後に残る端の項 1,1/2,1/(n+1),1/(n+2) を整理して答える。
解答
(1)
S0=0 とおく。n≧2 では an=Sn−Sn−1 であるから,
an=61n(n+1)(2n+7)−61(n−1)n{2(n−1)+7}=6n{(n+1)(2n+7)−(n−1)(2n+5)}=6n{(2n2+9n+7)−(2n2+3n−5)}=n(n+2)
である。また a1=S1=61⋅1⋅2⋅9=3 であり,1(1+2)=3 と一致する。したがって an=n(n+2) である。
(2)
(1) より ak1=k(k+2)1 である。部分分数分解すると k(k+2)1=21(k1−k+21) であるから,
k=1∑nak1=21k=1∑n(k1−k+21)=21(1+21−n+11−n+21)=43−2(n+1)1−2(n+2)1.
1つの分数にまとめれば ∑k=1nak1=4(n+1)(n+2)n(3n+5) である。