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北海道大学 2016年度
文系数学 前期 第3問

問題

が,をみたすとする。

(1) とおくとき,およびの値を求めよ。

(2) (1)のの値をすべて求めよ。

(3) の外接円の中心をとする。が鋭角三角形であるとき,をみたす実数を求めよ。

出典:北海道大学 2016年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第3問

方針

正弦定理からを使い,を求める。なので,の値からの2通りが出る。(3)は鋭角三角形なのでを選び,外接円の中心を原点と見て,中心角を用いてで表す。

解答

(1)

である。正弦定理より であるから

である。

次に である。したがって である。

(2)

に等しい。三角形の内角なのでであり,この範囲で該当する角は である。

(3)

三角形が鋭角三角形であるとき,(2)のうちである。このとき である。

外接円の中心を原点と考える。円周角と中心角の関係より,弦に対する中心角は である。同様に

である。 は長さが等しく,なす角がなので,互いに直交する同じ長さのベクトルである。とおくと,両辺をとそれぞれ内積して を得る。よって である。