問題
平面において,一直線上にない3点,,がある。を通り直線と垂直な直線上にと異なる点をとる。を通り直線と垂直な直線上にと異なる点をとる。ベクトルはに垂直であるとする。
(1) を示せ。
(2) ベクトル,のなす角をとする。ただし,とする。このときベクトル,のなす角がであることを示せ。
(3) を示せ。
出典:北海道大学 2015年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第3問
方針
垂直条件はすべて内積で書く。(1)は を展開し、, を代入する。(2)(3)では を 軸方向、 を角 の方向に置き、 をそれぞれ垂線方向の符号つき長さで表す。条件から符号が反対になることを確認して、角と長さ比を読む。
解答
とおく。
(1)
, より である。また は に垂直なので である。展開すると
であり、上の2つの垂直条件を用いて となる。したがって
である。
(2)
, とし、座標軸を となるように取る。 である。
だから、ある を用いて と書ける。また だから、ある を用いて と書ける。(1)をこの座標で表すと であるから となる。, より、 と は反対符号である。
したがって、 と は、それぞれ に立てた垂線の反対側を向く。たとえば のとき、 の方向角は 、 の方向角は であるから、なす角は である。 のときは両方の向きが同時に反転するだけなので、なす角は同じである。よって である。
(3)
(2)の記号を用いると である。また だから、絶対値を取って を得る。したがって すなわち
である。