問題
とおく。
(1) を求めよ。
(2) におけるの最大値と最小値,およびそのときのを求めよ。
出典:北海道大学 2014年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第5問
方針
(1) は積分区間の上端と下端がともに に依存しているので、上端の被積分関数から下端の被積分関数を引く。(2) は で である一方、 は で符号が変わることに注意して を区間ごとに調べる。増減が変わる と端点の値をすべて比較し、最大・最小を決める。
解答
(1)
である。積分区間の上端と下端が に依存しているので、微分すると
である。したがって である。
(2)
以下、 とする。この範囲では である。一方、 は を動く。したがって を境に、 の符号が変わる。
まず では だから
である。よってこの区間では
である。
次に では だから
である。したがって
である。
以上より、最大・最小の候補は である。それぞれの値を求める。
まず
である。また
である。
次に
である。この区間は をまたぐので
である。最後に
である。
これらを比較すると である。よって最大値は であり、最小値は である。