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北海道大学 2013年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

を正の実数とする。

(1) に対して,不等式が成り立つことを示せ。

(2) に対して,不等式が成り立つことを示せ。

出典:北海道大学 2013年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

(1) は左辺を関数として最小値を調べる。導関数の符号から で最小になることを示せばよい。(2) は (1) から得られる重み付き相加相乗平均型の不等式を2回使い、まず 、次に の重みに分ける。

解答

(1) 左辺を とおく。微分すると である。 では だから、 では では である。したがって で減少し、 で増加する。

よって最小値は でとり、 である。したがって が成り立つ。

(2) (1) から、正の数 に対して が成り立つ。実際、 とおいて (1) に を掛ければよい。

これを に適用すると、 である。

さらに、重み に対して同じ形の不等式を用いると、

である。右辺は である。

先ほどの不等式 を加味すると、 を得る。