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北海道大学 2011年度
理系数学 前期 第5問

問題

とする.に対してと定める.

(1) を求めよ.

(2) となるの範囲を求めよ.

(3) の極大値および極小値を求めよ.

出典:北海道大学 2011年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第5問

方針

(1) は積分の上端・下端がともに で動くので、上端の integrand から下端の integrand を引く。(2) は平方根が非負であることから、 に直し、差積公式で符号を調べる。(3) は増減から極大点・極小点を決め、 を用いて、それぞれ 中心、 中心の対称区間の積分を計算する。

解答

(1)

とおくと である。上端と下端がともに によって動くので、 である。したがって である。

(2)

平方根の中身は非負であるから、 と同値であり、さらに すなわち と同値である。

差積公式を使うと である。 だから である。よって となる条件は である。

では であり、この範囲で正弦が0以下になるのは のときである。したがって である。

(3)

(2)より、 で増加し、 で減少し、さらに で増加する。したがって極大となるのは であり、極小となるのは である。

ここで より である。

極大値は

である。この区間は に含まれるので、 は非負である。よって

である。

極小値は

である。 を境に絶対値の符号が変わるので、対称性から

である。したがって

である。

よって極大値は 極小値は である。