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北海道大学 2009年度
後期・理系数学 後期 第2問

問題

とする.数列を漸化式

によって定める.を自然数として,以下の問いに答えよ.

(1) で表せ.

(2) を示せ.

(3) を示せ.

出典:北海道大学 2009年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第2問

方針

漸化式をと見て,2回分を合成する。奇数番目だけを取り出すととなり,に対してを示せば,奇数部分列が1より大きく単調減少することが分かる。極限はから決め,偶数部分列はにより同じ極限へ送る。

解答

(1)

とおくと,漸化式は と書ける。したがって である。ここで

である。よって である。

(2)

とおく。のとき, すなわちと同値である。したがってならである。

また すなわち と同値である。ならこれは成り立つ。よってなら である。

であり,(1)よりだから,数学的帰納法によりすべての が成り立つ。

(3)

(2)より,奇数番目の部分列 は1より大きく,単調減少する。したがって極限をもつ。その極限をとすると,であり,(1)の式から を満たす。整理すると すなわち である。因数分解して であり,だから である。よって である。

偶数番目については であるから,より である。奇数番目と偶数番目の部分列がともに1に収束するので,数列全体について である。