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北海道大学 2007年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

を実数とし,関数

とする.

(1) とおくとき,の2次式で表せ.

(2) のとき,の範囲で方程式の解を求めよ.

(3) の範囲で方程式は任意の実数に対して解をもつことを示せ.

出典:北海道大学 2007年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

とおき, を展開して二倍角部分 に直す。(2)は二次方程式の根を求め, における の値域 でふるいにかける。(3)は とし, の符号,および の端点の場合を分けて,値域内に根があることを示す。

解答

(1)

とおく。まず である。これを と直すと である。一方, だから となる。したがって である。

(2)

のとき, である。これを解くと である。

ここで である。 のとき なので である。したがって は値域に入らない。 より である。上の範囲で となるのは であるから である。

(3)

(1)より,方程式 と同値である。ただし に対応する の値域は である。

端の値を調べると である。 のとき, は異符号である。したがって連続性により, を満たす が存在する。この のある で実現される。 のときは であり, が値域に含まれる。実際, すなわち で実現する。

以上より,任意の実数 に対して, の範囲で は解をもつ。