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北海道大学 2006年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

を実数とし,関数

によって定義する.ただし,は実数全体を動くとする.

(1) のとりうる値の範囲を求めよ.

(2) の最大値が3となるときのの値を求めよ.

出典:北海道大学 2006年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

と置くと, の範囲は である。また より と表せるため, に関する上に凸な二次関数 になる。頂点 が区間内にある場合と,区間外にある場合に分けて最大値を3にする を求める。

解答

(1)

とおく。合成すると である。 の値は 以上 以下をすべてとるので, である。

(2)

より である。したがって

である。ただし の範囲は である。

この二次関数は上に凸で,頂点は である。

まず のとき,頂点が区間内にあるので最大値は である。この場合 であり,最大値は3にならない。

次に のとき,頂点は区間の右側にあるため,最大値は右端 でとる。したがって が3に等しい。よって となり, である。これは を満たす。

同様に のとき,最大値は左端 でとる。したがって が3に等しい。よって である。これは を満たす。

以上より である。