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北海道大学 2005年度
後期・理系数学 後期 第2問

問題

で単調に減少する連続関数とする.

(1) すべてのに対して,を示せ.

(2) 関数

で定める.で単調に減少することを示せ.

出典:北海道大学 2005年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第2問

方針

(1)は、 を固定して における と端点値 を比較する。問題文の「単調に減少」を狭義の減少として用いれば、 が成り立ち、積分して平均値が端点値より大きいことが分かる。(2)は を使って を微分し、(1)で得た から導関数が負であることを示す。

解答

(1)

を固定する。 では、 の右端の値であり、 は単調に減少するから である。したがって である。連続性により、この正の差を積分して を得る。すなわち である。 に関する定数なので であり、 となる。 で割って が示された。

(2)

であるから、微分積分の基本定理より である。 で商を微分すると

である。

(1)の結果は と書ける。したがって であり、 だから である。よって ことが示された。