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北海道大学 1996年度
文系数学 前期 第4問

問題

数列 は,1以上のすべての整数に対して次の関係式を満たすとする.

(1) とするとき,一般項を求めよ.

(2) とするとき,一般項を求めよ.

出典:北海道大学 1996年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第4問

方針

与式で とおくと、 から を決める漸化式が得られる。これにより、条件を満たす数列が存在するなら初期値 だけで全項が一意に決まる。一般には 型に従うので、2組の初期値を同じ枠組みで処理する。

解答

与えられた関係式に を代入すると である。 ではこれを と書ける。

ここで とおく。上の式に を代入すると、 を得る。したがって について であり、 に比例する。

(1)

だから である。 なので、比例定数は であり、 である。

実際、 を満たす。また上で得た漸化式によって全項が一意に定まるため、これが求める一般項である。

(2)

であるから である。漸化式 より、 ならすべての である。よって である。