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北海道大学 1990年度
後期・理系数学 後期 第3問

問題

が正の整数のとき,数直線上の区間個の小区間に分けられているとする.ただし,各小区間の長さ はすべてを満たすとする.正の数に対し

とおく.

(1) ならばであることを示せ.

(2) となるの範囲を求めよ.

出典:北海道大学 1990年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問

方針

条件から各小区間の長さは 以上 以下で、総和は区間全体の長さ である。(1)では により を上から評価する。(2)では のとき指数 が負になるため不等号の向きが逆転することを使い、下から無限大へ押し上げる。 も別に確認する。

解答

(1)

条件 より である。また、 を分割しているので である。 とする。このとき であり、 から である。したがって となる。これを について足し合わせると

である。 だから右辺は に近づく。よって である。

(2)

まず とする。このとき であるから、 より となる。したがって であり、足し合わせて

を得る。これは であり、 なので で無限大に発散する。

一方、 のときは で一定である。また のときは(1)より に近づく。したがって となる の範囲は である。