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北海道大学 1988年度
理系数学 前期 第3問

問題

平面上の直線とし,曲線とする.を次のように順に定める.

(i)

(ii) が定まったとき,点を通り軸に平行な直線ととの交点をとし,を通り軸に平行な直線ととの交点座標をとする.

(1) との間に成り立つ関係式を求めよ.

(2) 数列の一般項を求めよ.

(3) を求めよ.

出典:北海道大学 1988年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第3問

方針

作図の定義から、 となり、水平線 の交点条件から が得られる。正の数列なので とおくと、指数 は1次の漸化式になる。積の極限は、 の指数を足し合わせる形にして、等比数列の和で処理する。別解として を直接置くと一般項と極限がさらに見通しよく出る。

解答

(1)

を通り 軸に平行な直線は である。これと直線 との交点は である。次に、 を通り 軸に平行な直線は である。この直線と曲線 の交点 座標が であるから である。したがって を得る。 であり、この関係からすべての は正である。

(2)

なので とおける。 より である。また (1) より だから である。これを と変形する。初期値から であるから となる。したがって であり、 である。

(3)

(2)より である。したがって

ここで であり、 に近づく。よって

である。

別解。 とおくと、(1)は と同値である。したがって であり、 だから である。ここから が直ちに得られ、積の極限も の和として同じように求まる。