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北海道大学 1982年度
理系数学 前期 第3問

問題

関数について,次の問に答えよ.

(1) を任意の整数とするとき,この関数は開区間で極大値および極小値をそれぞれ1回ずつとることを示せ.

(2) を開区間での極大値とするとき,和を求めよ.

出典:北海道大学 1982年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第3問

方針

微分して を三角方程式に直す。臨界点は と等間隔に並ぶので、指定された長さ の各区間には2個ずつ入る。極大・極小の判定は、 の符号変化または臨界点での正弦の符号で行う。(2) は極大になる偶数番号の臨界点だけを取り出し、指数部分が等比数列になることから無限和を求める。

解答

(1)

とおく。微分すると

である。ここで なので、

と同値である。すなわち であるから となる。したがって臨界点は である。

指定された区間を と書く。 に入る条件は である。 を掛けると となるから、この範囲に入る整数 の2つだけである。

さらに とも書ける。 の臨界点では となり、 は正から負へ変わるので極大である。 の臨界点では となり、 は負から正へ変わるので極小である。したがって各区間 で極大値および極小値をそれぞれ1回ずつとる。

(2)

(1) より、 で極大となるのは に対応する臨界点である。その 座標は である。このとき なので である。したがって極大値

である。

これは初項 公比 の等比数列である。公比は より大きく より小さいので、無限和は

である。すなわち

である。