問題
座標平面上に楕円と点,がある。とし,点Aを通る傾きの直線をとする。楕円と直線との二つの交点をP,Qとし,点P,Qの座標をそれぞれとする。次の問いに答えよ。
(1) とをそれぞれを用いて表せ。
(2) 線分PQの長さをを用いて表せ。
(3) 線分BPと線分BQの長さの和がであるとき,線分PQの長さを求めよ。また,そのときのの値を求めよ。
(4) が(3)で求めた値であるとき,三角形BPQの面積を求めよ。
出典:広島大学 2026年度 前期 理系 第2問
方針
直線をとおいて楕円に代入し,交点の座標が満たす二次方程式を作る。A,Bが楕円の焦点であることを使うと(3)が短くなり,面積は底辺PQとBから直線への距離で出せる。
解答
(1)
直線は
である。これを楕円の方程式に代入すると
より
を得る。したがって解と係数の関係より
である。
(2)
である。より
である。直線上では,座標の差がのとき距離はであるから
である。
(3)
楕円は長半径,焦点が,である。したがって楕円上の点Xについて
である。P,Qは直線上で点Aをはさんで反対側にあるので,
である。よって
である。これがであるから
である。(2)より
であるから,となる。より
である。
(4)
のとき,直線は
である。点Bから直線までの距離は
である。したがって三角形BPQの面積は
である。