問題
,を実数とする。平面上に直線と曲線があり,とは異なる3点で交わっている。各交点の座標を,,()とおく。
以下,が成り立つとする。次の問いに答えよ。
(1) の値を求めよ。
(2) ,をそれぞれを用いて表せ。また,の取りうる値の範囲を求めよ。
の傾きを()とし,上の点におけるの接線の傾きを()とする。
(3) をを用いて表せ。
(4) が(2)で求めた範囲にあるとき,の最小値とそのときのの値を求めよ。
出典:横浜国立大学 2024年度 前期 文系 第3問
方針
交点の座標を3次方程式の根とみて,解と係数の関係を使う。と根の和からを決め,を得る。後半は傾きの差の公式を用いてだけの式にし,相加相乗平均で最小値を求める。
解答
(1)
交点の座標は
の3つの実数解である。解と係数の関係より
である。一方,よりだから,となり,
である。
(2)
よりである。解と係数の関係から
である。を代入して
である。かつより,の範囲は
である。
(3)
の傾きは
である。また,上のにおける接線の傾きは
である。したがって
である。整理すると
である。
(4)
よりである。とおくと,(3)の式は
である。相加相乗平均より
であり,等号はのとき成り立つ。よって最小値は
であり,このとき
である。