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東京大学 2012年度
文系数学 第2問

問題

実数を満たすとし,座標平面上の4点を考える。また線分上の点となるように定める。

を動かしたときの三角形の面積の最大値を求めよ。

出典:東京大学 2012年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問

方針

まず角の条件を直線 の傾きに変換する。 から見た は左向きの水平線で、 なので である。したがって から同じ角だけ上がる直線 の傾きも になる。これを直線 と連立して を求め、三角形 の面積を の1変数関数にする。最後は の開区間で微分し、端点で面積が0に近づくことと内部の停留点で最大をとることを確認する。

解答

直線 の方程式は である。点 から見て であるから、左向きの水平線 のなす角について である。

また は右向きの水平線である。条件 より、直線 は右向きの水平線から角 だけ上がる直線であるから、その傾きは である。したがって直線 と書ける。

これを と連立すると であり、両辺に を掛けて を得る。よって である。ここで より なので、確かに は線分 上にある。

三角形 の面積を とする。

であるから

である。したがって となる。

微分すると である。分母は正なので、符号は で決まる。 となるのは のときだけである。また である。

さらに では であるから、最大は でとる。このとき であり、分子を整理すると なので である。したがって求める最大値は である。